半年続く足の違和感が仕事にまで影響していた
「薬指が浮いてる感じ」が気になって集中できない日々
趣味のゴルフを楽しむために始めたはずが、ラウンド終盤になると右足の薬指に違和感が出る。地面についている感覚がなく、力が入らない。そんな状態が半年も続いていたら、誰だって不安になりますよね。
K様もまさにそうでした。最初は「ちょっとおかしいな」程度だったのが、だんだん気になって仕方がなくなり、ゴルフのスイングにも影響が出始めていました。仕事はアナウンサー。姿勢や発声にも影響が出るようになり、「このままではまずい」と感じて明大前整骨院にご相談いただきました。
自己流ケアでは限界を感じていた
K様はもともと健康意識が高く、インソールを使ったり、足指のグーパー運動やタオルギャザー、青竹踏みなど、自分でできることは一通り試していました。巻き爪の治療を受けた際にも「足の裏の筋肉がない」「アーチがなくなっている」と指摘され、それ以来ストレッチや運動を日常的に続けていたそうです。
それでも改善しない。むしろ違和感は増すばかり。そこでインターネットで「足の指 浮く 病気」と検索し、モートン病という疾患名を知りました。「女性に多い」「足専門の治療が必要」という情報を見て、「ちゃんと診てもらいたい」と思い、明大前整骨院を選んでくださったのです。
足だけでなく全身のバランスが崩れていた
初回のカウンセリングと検査で分かったのは、足の違和感は「結果」であり、「原因」は全身にあるということでした。骨盤が前傾し、重心が前に偏り、背骨の動きも制限されている。さらに右足には外旋のねじれがあり、股関節の内転筋も弱っていました。
K様は「右足を回して歩く癖がある」と自覚されていましたが、それも全身のバランスが崩れた結果でした。ふくらはぎが頻繁につる、手もつる、冷え性もある。これらすべてが、体の使い方の偏りと筋肉の過緊張から来ていたのです。
モートン病とは何か?足の神経が圧迫される疾患
足指の間にしびれや痛みが出る神経の病気
モートン病は、足の指と指の間を通る神経が圧迫されて起こる疾患です。特に第3趾と第4趾の間(薬指と中指の間)に多く発生します。神経が繰り返し圧迫されることで、神経腫という塊ができることもあります。
症状としては、足の指先のしびれ、ピリピリとした痛み、指が浮いている感覚、地面に足がつかない感じなどが挙げられます。K様の場合は「薬指が浮いている」「力が入らない」という違和感が主訴でした。
ハイヒールや前足部への負担が原因になりやすい
モートン病は女性に多い疾患です。その理由は、ハイヒールを履く習慣があることや、もともと足のアーチが崩れやすい体質の方が多いためです。ハイヒールを履くと、体重が前足部に集中し、指の付け根に大きな負担がかかります。
K様も以前はハイヒールを履く機会が多く、その頃から足裏にタコができていたそうです。現在はハイヒールを履かなくなったものの、前足部への負担がかかりやすい体の使い方が癖として残っていました。ゴルフを始めてから症状が出始めたのも、スイング時の体重移動で前足部に負荷がかかったことが引き金になったと考えられます。
放置すると神経腫が大きくなり手術が必要になることも
初期段階では違和感程度ですが、放置すると神経腫が大きくなり、常にピリピリとした痛みやしびれが出るようになります。歩くだけで激痛が走るようになり、日常生活に支障をきたすこともあります。最終的には手術が必要になるケースもあるため、早期の対処が重要です。
K様の場合、まだピリピリとしたしびれはなく、神経腫も小さい段階でした。しかし「前段階」として、足のアーチの崩れや前足部への過度な負担が続いている状態でした。この段階で根本原因にアプローチできたことが、改善への大きなカギとなりました。
なぜ足の違和感が治らなかったのか?全身の歪みが原因
骨盤の前傾が前足部への負担を生んでいた
K様の検査で最も目立ったのが、骨盤の前傾でした。正常な骨盤の傾きは約10度前後ですが、K様は約17度と、かなり前に傾いていました。骨盤が前傾すると、自然と体重が前にかかり、つま先寄りに立つ癖がつきます。
この状態では、太ももの前側やふくらはぎが常に緊張し、足の裏にも負担がかかり続けます。K様が「ふくらはぎがよくつる」「足の裏が張る」と訴えていたのは、まさにこの骨盤前傾が原因でした。
骨盤を立てることができれば、かかと寄りに体重が乗り、足指への負担が減ります。しかし骨盤前傾が癖になっていると、意識しても元に戻ってしまいます。そのため、骨盤を支える筋肉をほぐし、正しい位置に戻すアプローチが必要でした。
背骨の硬さが呼吸を浅くし回復力を下げていた
もう一つの大きな問題が、背骨(特に胸椎)の硬さでした。K様はストレートネックで肩こりもあり、背中全体が硬くなっていました。背骨が硬いと、深い呼吸ができず、酸素の取り込みが不十分になります。
酸素が不足すると、血流が悪くなり、手先や足先に栄養が届きにくくなります。K様が「手足の冷え」を感じていたのも、この呼吸の浅さが一因でした。また、自律神経のバランスも乱れやすくなり、体の回復力が低下します。
背骨を柔らかくし、深い呼吸ができるようにすることで、全身の血流が改善し、自然治癒力が高まります。これが、局所的な足のケアだけでは改善しなかった理由です。
右足のねじれが薬指への負担を集中させていた
K様は「右足を回して歩く癖がある」と自覚されていました。検査の結果、右足には外旋(外側にねじれる動き)の傾向があり、股関節の内転筋が弱っていることが分かりました。
このねじれがあると、足のアーチが正しく機能せず、特定の指に負担が集中します。K様の場合、薬指の付け根に負担が集中し、それが「浮いている感じ」「力が入らない感じ」として現れていました。
ねじれを取るためには、股関節周りの筋肉をほぐし、正しい動きを再教育する必要があります。ストレッチや筋トレだけでは不十分で、骨盤や背骨の調整と組み合わせることで、初めて効果が出るのです。
明大前整骨院での施術内容と改善のプロセス

初回検査で全身のバランスを徹底的にチェック
初回の施術では、まず全身のバランスを細かくチェックしました。背骨の柔軟性、骨盤の傾き、重心の位置、足のアーチ、足のねじれなど、多角的に評価します。
K様には「なぜ今まで治らなかったのか」を論理的に説明しました。「足だけの問題ではなく、全身のバランスが崩れている」「骨盤と背骨を整えることで、足への負担が減る」という仕組みを理解していただくことで、施術への納得感が高まります。
この説明に対し、K様は「そういうことだったんですね」と深く納得され、「ちゃんと治していきたい」という意欲を見せてくださいました。
骨盤と背骨を整えて体の回復スイッチを入れる
施術では、まず骨盤周りの筋肉をほぐしました。太ももの裏側、お尻の外側、股関節周りを丁寧にほぐすことで、骨盤が立ちやすくなります。
次に背骨の動きを改善しました。胸椎の可動性を高めることで、呼吸が深くなり、全身の血流が改善します。K様は施術後、「呼吸がしやすくなった」「体が軽い」と実感されました。
さらに、足のねじれを取るために、股関節の内転筋や外旋筋をほぐしました。右足の外旋傾向が強かったため、右側を重点的に施術しました。
かかと重心を体に覚えさせるトレーニング指導
施術だけでなく、正しい体の使い方を覚えていただくことも重要です。K様には「かかと寄りに立つ」感覚を体に覚えさせるトレーニングを指導しました。
骨盤を立て、かかとに体重を乗せると、足指が軽く浮く感覚になります。これが正しい立ち方です。最初は違和感がありますが、この状態を維持することで、足指への負担が減ります。
また、足指のストレッチも指導しました。90度に曲げた状態でのグーパー運動と、少し下げた状態でのグーパー運動の2種類を行うことで、足指の筋肉が正しく使えるようになります。
2回目以降は局所的なアプローチで精度を高める
2回目以降の施術では、全身のバランスがある程度整ったため、より局所的なアプローチに移りました。足のアーチを支える筋肉、足指の動きを改善する筋肉を集中的にほぐし、正しい動きを再教育しました。
K様は週1回のペースで通院され、3回目の施術後には「違和感がかなり減った」と実感されました。ゴルフのラウンド後も「気にならなくなってきた」とのことでした。
施術後の変化とK様の実感
「足が軽くなって、違和感が減ってきた」
施術後、K様は「足が軽くなった」「違和感が減ってきた」と実感されました。特に、かかと寄りに立つ感覚が身についてきたことで、日常生活でも足への負担が減ったそうです。
ゴルフのラウンド後も、以前のような「地面についちゃう感じ」がなくなり、最後まで集中してプレーできるようになりました。
「仕事でも姿勢が良くなって発声が楽になった」
K様はアナウンサーという職業柄、姿勢や発声に敏感です。施術を受けてから「姿勢が良くなった」「発声が楽になった」と実感されました。
背骨が柔らかくなり、深い呼吸ができるようになったことで、声の出し方も変わったそうです。ボイストレーナーからも「体の使い方が良くなっている」と言われたとのことでした。
「自分でケアできる方法を教えてもらえたのが良かった」
K様が特に喜ばれたのは、自分でケアできる方法を教えてもらえたことでした。施術だけでなく、セルフケアの方法を具体的に指導することで、良い状態を維持しやすくなります。
「これなら続けられる」と前向きに取り組んでくださり、施術の効果も持続しやすくなりました。
モートン病を再発させないためのセルフケア
足指のグーパー運動を2パターン行う
足指のグーパー運動は、モートン病の予防に非常に効果的です。ただし、1パターンだけでは不十分です。
1つ目は、足首を90度に曲げた状態でのグーパー運動です。この状態で指を大きく開き、しっかり閉じることで、足指の筋肉が鍛えられます。
2つ目は、足首を少し下げた状態でのグーパー運動です。この状態では、足指の付け根から伸ばす意識が大事です。特に小指側まで意識して開くことで、横アーチが整いやすくなります。
お尻のストレッチで骨盤を立てる習慣をつける
骨盤を立てるためには、お尻の筋肉の柔軟性が重要です。特に中臀筋という筋肉が硬いと、骨盤が前傾しやすくなります。
座った状態で、片足を反対側の膝に乗せ、上体を前に倒すストレッチが効果的です。お尻の外側が伸びる感覚があればOKです。左右30秒ずつ、毎日行いましょう。
かかと重心を意識して立つ・歩く
日常生活で最も大切なのが、かかと重心を意識することです。立っているとき、歩いているとき、常にかかとに体重を乗せる意識を持ちましょう。
最初は違和感がありますが、続けることで体が慣れてきます。足指への負担が減り、モートン病の再発を防ぐことができます。
よくある質問

モートン病は完治しますか?
初期段階であれば、適切な施術とセルフケアで改善します。神経腫が大きくなっている場合は、手術が必要になることもありますが、早期に対処すれば保存療法で十分改善可能です。
どれくらいの期間で良くなりますか?
個人差がありますが、3ヶ月から半年程度が目安です。全身のバランスを整え、正しい体の使い方を身につけるには、ある程度の期間が必要です。
ゴルフは続けても大丈夫ですか?
はい、続けても大丈夫です。ただし、施術後のアフターケアをしっかり行うことが大切です。ラウンド後は足のストレッチを念入りに行い、疲労を残さないようにしましょう。
自分でできるケアはありますか?
足指のグーパー運動、お尻のストレッチ、かかと重心を意識した立ち方・歩き方が効果的です。詳しくは施術時に指導いたします。
保険は使えますか?
当院では自費診療となります。詳しい料金については、お問い合わせください。
他の整体や整形外科で治らなかったのですが、改善しますか?
足だけでなく、全身のバランスを整えるアプローチが重要です。他院で改善しなかった方も、当院で改善されるケースは多くあります。まずはご相談ください。
どれくらいのペースで通えばいいですか?
最初の1〜2ヶ月は週1回、その後は2週間に1回程度が目安です。状態に応じて調整しますので、ご相談ください。
まとめ:モートン病は全身から整えることで改善する
モートン病は、足の局所的な問題ではなく、全身のバランスの崩れが原因で起こります。骨盤の前傾、背骨の硬さ、足のねじれなど、複数の要因が重なって足指に負担が集中するのです。
K様のケースでも、足だけでなく、骨盤・背骨・股関節を整えることで、違和感が大きく改善しました。さらに、正しい体の使い方を身につけることで、再発を防ぐことができます。
「自分でケアしても治らない」「どこに行っても良くならない」とお悩みの方は、ぜひ一度、全身のバランスをチェックしてみてください。原因が分かれば、改善への道筋が見えてきます。
ご予約・お問い合わせ
明大前整骨院では、モートン病をはじめとする足のトラブルに対して、全身のバランスを整えるアプローチで根本改善を目指しています。
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