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膝痛で舞台復帰を諦めない|明大前の整骨院が教える根本改善への道

 

膝痛で舞台復帰を諦めない|明大前の整骨院が教える根本改善への道

はじめに|膝の不安が奪う舞台への情熱

「また膝が崩れるかもしれない」――その恐怖が、あなたの表現活動を縛っていませんか。

舞台に立つこと、演じること、声で人を魅了すること。それは単なる仕事ではなく、人生そのものです。しかし、膝の痛みや不安定感は、その大切な舞台から私たちを遠ざけてしまいます。

階段を降りるとき、急に人を避けるとき、セットの上で同じ姿勢を保つとき。日常の何気ない動作が恐怖に変わり、「できません」と言えない立場だからこそ、心の奥底で不安が膨らんでいくのです。

60代を迎えてから健康のために始めた筋トレが、かえって膝を痛めてしまった。再生医療という高額な治療を受けても、痛みは取れても根本的な不安は消えない。そんな経験をお持ちの方も少なくありません。

この記事では、明大前整骨院で実際に施術を受けられたS様の事例をもとに、膝痛で悩む舞台人・表現者がどのように根本改善へと向かったのか、その詳細なプロセスをお伝えします。

医療だけでは解決しない「動ける体への不安」を、体の使い方から変えていく。そんなアプローチの全貌を、ぜひ最後までご覧ください。

本日の相談内容|30年の膝の違和感が限界に

舞台俳優として抱える切実な悩み

S様が明大前整骨院を訪れたのは、左膝の痛みと不安定性が仕事に支障をきたし始めたからでした。

声優や舞台俳優として活躍されているS様。約30年前、舞台で同じ場所を繰り返し打って倒れる演技を続けた結果、膝の関節中央の骨が削れてしまったといいます。当時は「影響ない」と言われたものの、ずっと左膝に弱さを感じていたそうです。

60歳を過ぎてから、一歩出る体を作ろうと筋トレを開始。オリンピックコーチの指導のもと、週1回のペースで4〜5年間、スクワットなどの重量トレーニングに励みました。体も大きく、100kgのスクワットを10回3セットこなせるほどでした。

しかし、重い重量を扱い続けるうちに、左膝に違和感が出始めます。最初は1ヶ月痛んで1ヶ月大丈夫という周期だったものが、去年の夏頃から頻度が増し、ついには常に痛みを感じるようになってしまいました。

間違った対処法が症状を悪化させた

トレーナーからは「筋トレ後はサウナに行った方が体に良い」「痛いのを温めたら治る」とアドバイスされ、炎症を起こしている膝を温め続けていたS様。

しかし、これが大きな間違いでした。炎症がある状態で温めることで、かえって水が溜まり、炎症が悪化してしまったのです。

トレーニング中はアドレナリンが出ているため痛みを感じませんが、帰宅する頃にはだんだん痛みが増していく。そんな状態が続きました。

12月には近所の医療機関ではなく、大宮の再生治療専門のクリニックまで足を運び、APS(自己タンパク質溶液)注射という治療を受けることに。3ヶ月が経過し、痛みはかなり軽減したものの、軟骨自体は再生していません。

次のステップとして、脂肪幹細胞移植(約100万円)か、保険適用の軟骨再生治療か、あるいは骨切り術という手術を検討する段階にありました。

舞台復帰という明確な期限

S様には明確な目標がありました。今年9月と来年6月に、それぞれ1〜2ヶ月続く舞台公演が控えていたのです。

今年の舞台はビルの屋上という設定で、舞台セットの上を歩くだけでも膝に負担がかかります。来年の舞台では、ゴミ箱の中に入って長時間同じ姿勢を保つという役どころ。動かないことがかえって辛い状況です。

「要求がいろいろあっても、できませんとはなかなか言えない」という立場。新しい事務所に移籍したばかりで、仕事を断ることができない状況でもありました。

医療的な処置で痛みは取れても、「また膝が崩れるのでは」という恐怖は消えません。階段を降りるとき、急に人を避けるとき、パッと横に一歩出すような動作が怖くて仕方がないのです。

そこでS様は、医療と並行して「根本治療として、姿勢や歩き方、筋肉の使い方を教わりたい」と考え、明大前整骨院を訪れました。

来院のきっかけ|医療だけでは埋まらない不安

再生医療の限界を感じた瞬間

S様がAPS注射を受けて3ヶ月。確かに痛みは軽減し、深く膝を曲げたときだけ少し痛む程度になりました。水も溜まっていません。

しかし、軟骨が再生したわけではなく、MRIでは白い部分(軟骨欠損)がはっきりと確認できる状態でした。

「これで治っちゃう、治っちゃうとか、痛い、差し支えなく生活できるならそれでもいいですけど」と医師からは言われたものの、S様自身は「軟骨がないのはやっぱり白い部分が笑いでわかっているので、それを補うようなことをやらなきゃいけないのかな」と考えていました。

次の選択肢として提示された脂肪幹細胞移植は約100万円。治療だけでこの金額です。保険適用の軟骨再生治療という選択肢もありましたが、どちらも「膝自体」へのアプローチであり、「なぜ膝が痛くなったのか」という根本原因には触れていません。

S様はこう振り返ります。「医者の方は消防士みたいなことなんですよね。火事の対処はすごいできているけど、火事が起きた原因まで解決してくれるわけではない」

トレーナーとの距離が生んだ不安

S様には優秀なパーソナルトレーナーがついていました。しかし、膝が痛くなってからは半年間、トレーニングを休んでいました。

医師からは「膝に負荷がかからなければ、他のところを鍛えた方が治すものがある」と言われていましたが、膝崩れの恐怖があり、自信を持ってトレーニングを再開できない状態でした。

トレーナーは健康な人を強化する専門家です。しかし、膝崩れが怖い、瞬間的な動作に不安があるという状態の人を、段階的に回復させるリハビリテーションの専門家ではありません。

この「医療」と「トレーニング」の間にある「リハビリテーション段階」を専門的にサポートしてくれる場所が必要だったのです。

根本から変えたいという決意

S様は、過去に自己流で体を悪化させた経験がありました。

筋トレでは、体が大きいからこそ重い重量を扱えてしまい、膝への負担に気づかなかった。サウナで温めるという対処法も、実は炎症を悪化させていた。

「体の動かし方をミスしちゃうと、痛めちゃうやり方だったり、脆くしちゃう体になっちゃう」という気づきがありました。

だからこそ、「筋トレのアンケートエクササイズの方も週1行くとかなり時間が取られるけど、それはそれでもうやった方がいいのかな」と迷いながらも、まずは「ケアとして、体の使い方を学ぶこと」を優先しようと決意したのです。

射形(弓道)のコーチもされているS様。首や肩甲骨周りにも問題があり、声優として発声時に固める姿勢が体のバランスを崩している自覚もありました。

「膝だけでなく、全身のバランスを整えて、またボコボコにしない運転技術を身につけたい」――そんな思いで、明大前整骨院の扉を叩いたのです。

カウンセリングの様子|丁寧な検査が明かす真実

初回カウンセリングで見えた全体像

明大前整骨院の落合院長は、まずS様の詳しい状況を丁寧にヒアリングしました。

30年前の舞台での怪我、筋トレの内容、再生医療の経過、そして舞台復帰という具体的な目標。これらすべてを時系列で整理し、「なぜ今、膝が痛いのか」という根本原因を探っていきます。

落合院長は言います。「お医者様がやっていることは消防士みたいなことなんですね。火事の対処はすごいできているけど、火事が起きた原因を探さなきゃいけない。僕らは根本治療というか、姿勢だったり歩き方だったり、筋肉の使い方を見ていきます」

足のアーチから見える左右差

まず注目したのは、足の状態でした。

右足はしっかりとアーチが保たれているのに対し、左足はぺったりと平らになっています。この違いは一目瞭然でした。

「左の方が、バーンってつぶれやすくて、右足の方はクッションが効きやすい。それだけでも、こっちの方はギューってついてる時間が長いので、膝に対しては逃げ場がなくなる時間が長いんです」

S様自身も「スクワットの時も、どうしてもこっちに重心をかけて踏ん張ろうっていう。こっちが持てば大丈夫みたいに、なんとなくこっちに勝てばいい」と、左足に頼る癖を自覚していました。

背骨の硬さが示す自律神経の問題

次に、背骨の動きをチェックしました。

椅子に浅く腰掛け、首の後ろで手を組んで、上に反らす動作。本来であれば、胸椎がしなやかに動き、視線が天井近くまで上がるはずです。

しかし、S様の背骨はほとんど動きません。まるで一本の棒のように硬く固まっていました。

「これ見る限りでは、おそらく昔やってたスクワット、デッドリフト、ラットプルダウンなど引く系の種目、あんまりうまくいってないはずです。ベンチプレスも、肩甲骨を寄せてやるのに、多分寄せられてないはずです」

落合院長の指摘に、S様は驚きの表情を見せました。確かに、背中の種目では効いている感覚が薄かったのです。

「ここがしなる状態だと、自律神経というリラックスする神経も正常に働くので、呼吸がうまくしやすくなったりします。声を扱うということですから、横隔膜とかよく言いますよね。発声のこともしやすくなるかなと思います」

背骨の硬さは、膝だけでなく、S様の声優としての仕事にも影響していたのです。

骨盤の傾きが生む負の連鎖

最後に、骨盤の傾きを測定しました。

骨盤の前の出っ張り(上前腸骨棘)と後ろの出っ張り(上後腸骨棘)を結んだ線が、地面と平行であることが理想です。

しかし、S様の骨盤は前に20〜30度も傾いていました。まるで坂道に家を建てているような状態です。

「こっち側に家を建て始めてしまうので、まさにこういう状態になりやすい。この状態を継続されていると、つま先に体重がすごくかかりやすくなっちゃいます。リンボーダンスしてるみたいに、つま先に体重なので、ここにすごくずっといじめる負荷がかかる」

S様は過去にスクワットで「膝を出すな」と習っていましたが、骨盤が前傾していると、どうしても膝が前に出やすくなってしまうのです。

「かかとに軽く体重乗せてみてください。ちょっと今不慣れだと思うんですけど、これになっていかないといけないんですよ」

落合院長がS様の体を支えながら、正しい重心位置を体感してもらいます。S様は「こんなに後ろなんですね」と驚きの声を上げました。

施術内容の選定理由|全身から膝を救う戦略

なぜ膝だけを診ないのか

落合院長は、S様に検査結果を図解しながら説明しました。

「良い体は横から見ると、足があって、骨盤があって、背骨、顔、鼻とあると、かかとに体重がかかっていいよという状況が作りやすくなります」

しかし、S様の体は骨盤が前傾し、背骨が硬く、つま先重心になっています。

「傾いているので、使う筋肉がいつも同じになります。もも前たくさん使う、ふくらはぎたくさん使う、足裏固くなる。この3点は100%起きるので、膝をいじめますよね」

本来は、お尻やもも裏、腹筋などが働いて、膝への負担を分散させるべきです。しかし、骨盤が前傾していると、これらの筋肉が使えなくなってしまいます。

「こいつらバツって書いてあるんですが、もう使えないんです。手伝いたいのにっていう状況になってるのが今のお体だったりします」

だからこそ、膝だけを治療しても、根本的な解決にはならない。骨盤を整え、背骨を動かし、全身のバランスを取り戻すことが必要なのです。

施術プランの全体像

落合院長は、明確な期間設定を提案しました。

「まず3ヶ月は集中した方がいいと思います。これは外見を変える時間になります。筋肉ですとか靭帯ですとか、姿勢とか、そういう外見を変えるのが3ヶ月かけて固定されます」

さらに、再発を防ぐためには6ヶ月の継続が理想的だと説明します。

「内臓ですとか神経とか、体の癖とか使い方とか、それも全部踏まえての範囲が必要になってくるので、6ヶ月しっかり集中しましょうね」

S様の舞台は9月。来院したのが3月ですから、ちょうど6ヶ月の期間があります。

「稽古始まるまでちょうどいいと思います。それまでは声と映像しかないので、一定的なことが決まりやすいですね」

通院ペースは週1回を基本とし、難しい場合でも10日に1回は確保することを目標としました。

全身調整コースを選んだ理由

施術メニューとしては、「全身調整コース」を選択しました。

このコースは45分間で、骨盤・背骨・股関節・肩甲骨など全身の調整を行い、体の使い方の指導も含まれます。

「根本的に治すプランが進めていくのが一番良いかと思います。全身の調整という形で調整がメインにまずさせていただいて、動きながらリハビリを進めていく」

S様は当初、パーソナルトレーニングとの両立を考えていましたが、まずは体の基礎を整えることを優先することにしました。

「ケアとして始めていくんでしたら、こっちのプランの方がいいと思います。僕が伝えて、それを習得しながら、トレーニングの方に向かうみたいな感じです」

トレーニングは体を強化するもの。しかし、今のS様に必要なのは、まず「使えなくなった筋肉を目覚めさせること」「正しい体の使い方を学ぶこと」でした。

落合院長は、スポーツトレーナーとしての経験から、こう説明します。

「トレーニングから入っているので、体の動かし方をミスしちゃうと、痛めちゃうやり方だったりとか、脆くしちゃう体になっちゃうので、どうせだったら正しいやり方を」

S様も「筋トレのアンケートエクササイズの方も、もう多分、週1行くとかなり時間が取られちゃうっていうのがあって、それはそれでもうやった方がいいのかなって気がするんですけど」と迷いながらも、まずは全身調整から始めることに納得しました。

施術中の会話|体が教えてくれる真実

うつ伏せでの検査が明かす緊張パターン

施術ベッドにうつ伏せになったS様。落合院長は、まず全身の筋肉の緊張パターンをチェックしていきます。

「骨盤の傾きが強くありましたから、体は緊張するんです。肩だとこういうのが右も左もすごいですね。腰でいうとこういう周りが出てきます」

実際に触れてみると、肩周り、腰周り、そしてもも前やふくらはぎまで、予想通りの場所がカチカチに固まっていました。

「首周りはどっちが痛かったですか?」
「右側が痛かったです」
「これ左で症状出てますけど、右で補填しているのをこっちがっていうこともあるので、一旦ちょっと右で見てみましょうか」

S様は左膝の痛みを訴えていましたが、実は右側で体を支えようとした結果、右の首や肩に負担がかかっていたのです。

股関節の調整で変わる指標

落合院長は、S様の股関節の硬さをチェックしました。

「すごい硬いですね。覚えておいてください」

そして、骨盤から調整を始めます。股関節を開き、お尻の筋肉を緩めていきます。

「両足脱臼でもらってきたので」とS様。
「あ、先天性股関節脱臼ですか」
「はい、受けないぐらい、線ぐらい」

股関節脱臼の既往があると、股関節周りの筋肉が非常に固まりやすくなります。落合院長は慎重に、しかし的確に調整を進めていきます。

数分後、再び股関節の硬さをチェックすると――

「さっきよりいいんじゃないですかね。やってない側をちょっと調べますと、こういうふうに固いのが、こちらまででいいですね」

明らかに左右差が縮まっていました。S様自身も、体の軽さを感じ始めています。

背中の調整で呼吸が変わる

次に、背中の調整に移ります。

「最初に今やっているのは、使えなくなってしまった筋肉ですね。もも前だとか、膝を手伝ってあげたいんですけど、力が発揮できなくなっちゃったやつです。そういうのを起こして目覚めさせないといけません」

お尻の筋肉、股関節周りの筋肉を丁寧に調整していきます。

「膝がね、ちょっと調子悪いと、ね、こう、いちいち歩くのも神経質になっちゃったり、怖いですよね、普通にね。トレーニングもね」

S様は深く頷きます。まさにその恐怖と戦ってきたのです。

腰周り、肩周りと調整が進むにつれ、S様の体が明らかに変化していきます。

「肩もこんなぐらいでいいんじゃないですか。これも硬いですけど、左より全然柔らかくできてないかな」

「1週間前に電気針の全身やったんですけど、全然取れなかったんですけど」とS様。

「見えないところを整えてもらうみたいな感じで良いと思いますよ」と落合院長。表面的な筋肉の緊張だけでなく、深層の問題にアプローチしているのです。

左側の調整でさらなる変化

右側の調整が終わり、左側へ。

「いよいよというか、左側やっていきます。相互関係ありますので、右側が良くないと左も良くならないとか、左の悪い影響は右側の影響とかいっぱいありますので」

左側の股関節を開いていくと、S様が「きつすぎないですか」と声を上げます。

「もうそれですね、連動してるんでしょうがないですね。背中硬いですね」

最初に調べた背骨の硬さが、ここで影響しているのです。全身は本当につながっています。

しかし、調整を進めるにつれ、左側も徐々に緩んでいきます。

「いいんじゃないですか。余計な緊張も取れてきて良いのかなと思います」

腰周り、肩周りも調整し、最後に背中の細かい部分まで丁寧に施術していきます。

「ここからここまで4番目3、2、ここ、ここですね。これひっついてるんですね。筋肉と筋肉との間が隙間がなくなっちゃったせいで悪くなってますね」

この部分を調整すると、首の緊張もかなり緩みます。

「これで今左側もニョコニョコ動いてますからいいと思いますよ」

仰向けでの最終調整

最後に仰向けになってもらい、膝の動きをチェックします。

「これさっき言った背中のところから伸びている神経のこうずずずっと通ってここを通ってここに分泌してこっち行ってみたいな流れのところですね」

神経の通り道を整え、膝の曲げ伸ばしをスムーズにしていきます。

「痛いですか?怖いですか?」
「大丈夫です」

S様の声に、少し安心感が戻ってきました。

「膝はですね、曲げ伸ばしがメインで、ひねる能力なんかほとんどないんですけど、一応ですね、伸ばす時はこうひねり、曲げる時はこっちでひねり、女の子座りみたいなね。こういう動きがスムーズにできないと、膝としての本来の動きは封印されている状態になります」

施術を始めた時はパキパキと音がしていた膝が、今ではスムーズに動いています。

「パッキーとも減ってきましたね。やり始めパッキーとなってましたけど」

チームプレー。それが落合院長の目指すゴールです。

「チームプレーをうまくさせなきゃいけないですね。それぞれが強くというのは筋トレだったりするんですけど、そうじゃなくて調和というかね。そっちを目指すのが大事なことになります」

施術後の変化|体が語る希望の兆し

背骨が動いた瞬間

施術が終わり、S様に座ってもらいます。

「今の状態ですと、神経の興奮も落ち着いてきているので、背骨の動きがつきやすくなっていったりしています」

もう一度、首の後ろで手を組んで、上に反らす動作をしてもらいます。

「ご自身でやってみましょうか。さっきと同じように、上にこうやって振ってみてください。お腹を開くような感じですね」

S様が上を向くと――

「見える景色はどうですか?」
「ちょっと上の方が見える感じです」

明らかに、施術前よりも視線が上がっています。肘の位置も変わり、背中がしなやかに動いているのが分かります。

「さっきこの辺でしたけど、なんかこう、ちょっとこう、反りの軌跡ができてますね」

S様自身も、体の変化を実感しています。

「なんか胴体がドーンとこう、一つの大きく感じますけど、今の中でこうね、こう前、これも違うぐらいそれてきているのが見えるので」

胴体が一本の棒ではなく、しなやかに動く背骨として機能し始めたのです。

重心の変化を体感

次に、立った状態での重心をチェックします。

「さっきより立てるなという印象があればいいと思います」

S様は、かかとに体重を乗せる感覚を少し学習できています。施術前は「こんなに後ろなんですね」と驚いていましたが、今は自然にかかと重心を取れるようになってきました。

「こういう時は重心が上がるので、あの、胸張って、あの、酸素が入りやすくて、首肩も全部楽とか起きやすいのと、膝に対してもですね、あの、直撃にこう圧縮をかけることも少なくなったりするので、この状態で体のトレーニングというかね、使い方を覚えていただくのが最も効率的かなと思います」

落合院長は、S様の体に起きた変化を丁寧に説明していきます。

理想の体と現状の差を理解する

落合院長は、ホワイトボードに図を描きながら、S様の体の状態を整理します。

「理想のいいお体の状態がありまして、なんだかおかしいなぁがしばらく続いていたと思うんですけど、これになってしまうときは無意識でやっている生活習慣が引き金になりますので、そこは改めなきゃいけないわけですね。癖とか習慣です」

今日の検査で分かったこと――つま先重心、左足への偏り、骨盤の前傾、背骨の硬さ。これらすべてが、無意識の生活習慣から生まれたものです。

「それに伴って今やっていったら、ちゃんと筋肉が緩んで、こっち側の良い方向に行っているのが確認取れましたので、いいんですが、これ無意識なので、戻る力必ずありますので」

だからこそ、セルフケアと生活習慣の改善が必要なのです。

「食い止めたらまたこっちで、食い止めたらこっちでやっていくと、こっち側が今度は当たり前で、例えば不安なくトレーニングできるとかが、そういうことに該当するかなと思います」

S様は真剣な表情で頷きます。医療だけでは得られなかった「根本改善への道筋」が、はっきりと見えてきたのです。

セルフケア指導|家でできる体づくり

背中を動かす習慣の重要性

施術後、落合院長はS様に自宅でできるセルフケアを指導しました。

「膝周りはなんか、もも前伸ばすだの、もも裏ストレッチするだの、まあいろいろあの知ってるものはあるかと思うので、それよりも背中を動かすというのは、ちょっともう今回もう盲点であったかと思うので、そちらからちょっとお伝えできたらなと思います」

確かに、S様は膝のストレッチは知っていましたが、背中を動かすという発想はありませんでした。

肩回しエクササイズの実践

「やり方なんですけど、手を肩に乗せていただいて、肘で円を描くように、大きく後ろまで、後ろまで持っていって、ずっと回すと、まあ10回から20回ぐらい目安で」

S様が実際にやってみると、後ろに回す動作は比較的スムーズにできます。

「これは得意ですよね。昔バックでやられてるってことは」

S様は水泳のバックストロークをやっていたため、後ろ回しは得意でした。

「前回しはしなくていいですね。後ろ回しだけで。この際は背中がちゃんと伸びていることが大切なので、丸まったままやらないというのだけがポイントになります」

背中を伸ばした状態で、肘で大きく円を描く。これだけで、背骨の柔軟性が保たれ、自律神経のバランスも整います。

「気づいたらやるぐらいでいいです。難しければ5回ぐらいでも全然いいと思います」

セルフケアの積み立て効果

落合院長は、セルフケアの重要性を強調します。

「そういうのを何個かやっていくと、積み立てられていくので、こっち側に行っていったら、こっちに急に下がるとかはないですから、そこまでちゃんと積み立てていくというのが、根本的な慢性特化しているものの扱い方になっていきます」

医療は「火事の消火」。しかし、火事が起きない体を作るのは、日々の積み重ねです。

S様は「改めてちょっとこっちの部分ですね。理想的なお体の状態が、どんな状態なのかが具体的に教えてもらえれば、僕もアドバイスがしやすいので」という落合院長の言葉に、自分の目標を改めて整理します。

「やっぱり普通に歩くときに気にしないでビッグコースじゃないようにしたいということ。あと今歩いていても急に人が来たりとかパッと横に行ったりとかいうことが怖くなっているので、一歩、瞬間的な足を出したりしてもいいという風にしたい」

落合院長は頷きます。

「歩く動作と急激な一歩をパッと出せるような体ということで合ってますかね」
「はい」
「ジャンプしたりとかそういうことはない」
「ないです」

目標が明確になったことで、今後の施術プランもより具体的になりました。

今後の施術計画|6ヶ月で舞台復帰へ

3ヶ月と6ヶ月の意味

落合院長は、改めて期間設定の意味を説明しました。

「今の状態は決して悪くはないんですけど、バランスは良くないという感じなんですね。膝に対しては割と軽度になってきているものの、という感じで不安定性は強いというそういう状態にはあるんですね」

医療的な処置で炎症は抑えられている。しかし、体のバランスが悪いままでは、いつまた膝を痛めるか分かりません。

「なので、これからトレーナーさんもうまく活用するんだとは思うんですけど、まず3ヶ月は集中した方がいいと思います。これ外見を変える時間になります。筋肉ですとか靭帯ですとか、姿勢とか言ったら分かると思います」

3ヶ月で外見――つまり骨格や筋肉のバランスを変える。

「そういう外見を変えるのが3ヶ月かけて固定されるのが、上がりきったら戻らないのが3ヶ月です」

そして、さらに3ヶ月。

「うちは慢性的な部分も全部再発させたくないという人に関しては、6ヶ月近くは体に目を向けてと必ず言っています。これは内側を見るからです。内臓ですとか神経とか、体の癖とか使い方とか、それも全部踏まえての範囲が必要になってくるので」

6ヶ月で、体の使い方まで変える。そうすることで、再発しない体が完成します。

「であれば6ヶ月しっかり集中しましょうねというお話をさせていただいています。でないとよくはなるんだけど、行ききらないみたいなことが起きちゃうので、ズルズル言っちゃうと、なんかあんまり、なんかいつもずっとみたいなことがあるのは、こっちも歯がゆいですし、意味がないということですね」

週1ペースの重要性

「そこに集中できるんだったら、僕はすごくいいのかなと思います」

S様の舞台は9月。今は3月ですから、ちょうど6ヶ月あります。

「ちょうど次の舞台までは6ヶ月ぐらいあるので、稽古始まるまでちょうどいいと思います。それまでは声と映像しかないので、一定的なことが決まりやすいですね。ポコッと一か月まるまる撮られるとかいうことがないので、週1回ぐらいしか休みはないですけど、時間帯で来れると思います」

S様は「無理すれば週1、ギリギリぐらいですね。10日に1回くらい」と答えます。

「いつみさんがどういう風にしていきたいかによるんですけど、基本的には週1ペースを維持していただくと、すごく事が運びやすいです。2週に1回でも悪くはないんですけど、ちょっと宿題が多くなるなっていうのが、僕が触れない時間がやっぱり増えるので」

習い事と同じ。開けば開くほど、理解が遅くなります。

「修正かけていけるのは、もうちょっと余裕が、最近トレーニング始めたんですけど、あんまり怖くなくできてますねとか、負荷かけられてますとか、そういう余裕ができてから下げる方が、僕は安心かなと思いますね」

トレーニング再開への道筋

S様は、優秀なパーソナルトレーナーとの関係も大切にしたいと考えています。

「周知で最初の3ヶ月くらいは来れるとは思うんですけどね」

落合院長は頷きます。

「まあ、現実味があると、まあ、月に3回か。まあ、調子が良ければ4回か、みたいなイメージですかね」

「はい」

「まあ、そんな風に、まあ、この辺のラインをちょっと、まず狙いながら、はい。僕もそこは、あの、一生懸命補填しますので」

「はい」

「宿題出してもらえばそれを詰めて、これないときには」

「そうですね、宿題がいっぱいになっちゃう」

「そうですね、ご負担がちょっと増えるとは、理解度が上がってからの方がいいかなと思います」

まずは体の基礎を整える。そして、理解度が上がってから、トレーニングを再開する。その方が、安全で効率的です。

「その辺で進めていきましょうか」
「はい、ありがとうございます」

S様の表情に、希望の光が見えました。

実際の変化と感想|初回施術の手応え

施術直後の体感

施術が終わり、S様は立ち上がります。

「さっきより立てるなという印象があればいいと思います」

S様は少し歩いてみて、驚きの表情を浮かべます。

「なんか、軽いですね。膝が怖くない」

施術前は、一歩一歩が慎重でした。しかし今は、自然に足が前に出ます。

「かかとに体重を乗せる感覚も、少し分かってきました」

落合院長は微笑みます。

「いい感じです。この状態で体のトレーニングというかね、使い方を覚えていただくのが最も効率的かなと思います」

背中の変化に驚き

S様が特に驚いたのは、背中の変化でした。

「背中がこんなに硬かったなんて、思ってもみませんでした。でも、確かに引く系の種目は苦手だったんです」

施術後、もう一度背中を反らせてもらうと、視線が天井近くまで上がります。

「こんなに上が見えるんですね」

「そうなんです。背中がしなやかに動くと、呼吸も深くなりますし、声も出しやすくなります。発声にも良い影響があると思いますよ」

S様は声優としても活動しているため、この変化は仕事にも直結します。

「確かに、呼吸が楽になった気がします」

膝への不安が軽減

最も大きな変化は、膝への不安が軽減したことでした。

「施術前は、膝が崩れるんじゃないかって、常に怖かったんです。でも今は、その恐怖が薄れています」

もちろん、一回の施術ですべてが解決するわけではありません。しかし、「方向性が見えた」ことが、S様にとって大きな希望となりました。

「医者は痛みを取ってくれるけど、なぜ痛くなったのかは教えてくれなかった。でも今日、その原因がはっきり分かりました」

骨盤の傾き、背骨の硬さ、足のアーチの崩れ。それらが複合的に膝に負担をかけていたこと。そして、それらを整えることで、膝への負担が減ること。

「これなら、舞台に戻れる気がします」

S様の言葉に、確かな手応えがありました。

専門家の視点|なぜこのアプローチが有効なのか

医療と運動療法の間を埋める

明大前整骨院の落合院長は、スポーツトレーナーとしてのキャリアから始まり、柔道整復師の国家資格を取得し、さらに米国での解剖学実習、フランス式徒手療法の学習と、幅広い知見を持っています。

「医療は、痛みや炎症といった急性症状を抑えるのが得意です。しかし、なぜその症状が起きたのか、という根本原因までは扱いません」

一方、パーソナルトレーニングは、健康な人をさらに強化するのが専門です。

「トレーニングは、プラマイゼロのところから上の範囲の人たちを強化するもの。しかし、マイナスからゼロに戻す段階――つまりリハビリテーションは、また別の専門性が必要です」

S様のように、再生医療で痛みは取れたものの、膝崩れの恐怖があり、トレーニングを再開できない状態。この「医療」と「トレーニング」の間にある段階を専門的にサポートするのが、明大前整骨院のアプローチなのです。

全身の連動性を重視する理由

「膝が痛いからといって、膝だけを診ても意味がありません。なぜなら、膝は体の中間にあり、上下の影響を最も受けやすい関節だからです」

骨盤が前傾していれば、つま先重心になり、膝に負担がかかる。背骨が硬ければ、股関節や膝で代償動作が起き、やはり負担が増える。足のアーチが崩れていれば、衝撃吸収ができず、膝に直撃する。

「すべてはつながっています。だからこそ、全身を診る必要があるんです」

フランス式徒手療法では、「骨格×神経×内臓」の連動性に着目します。単に骨格を整えるだけでなく、神経の伝達や内臓の働きまで視野に入れることで、持続的な効果が得られるのです。

体の使い方を教育する重要性

「車をきれいに修理しても、運転手が下手だったら、またボコボコになっちゃいますよね」

落合院長の比喩は、非常に分かりやすいものでした。

「体も同じです。施術で整えても、日常生活での使い方が悪ければ、また元に戻ってしまいます」

だからこそ、セルフケアの指導や、正しい体の使い方の教育が欠かせません。

「僕はスポーツトレーナーから入っているので、体の動かし方をミスしちゃうと、痛めちゃうやり方だったりとか、脆くしちゃう体になっちゃうことを知っています。だからこそ、正しい使い方を伝えることを大切にしています」

S様のように、過去に自己流で体を悪化させた経験がある方にとって、この「正しい使い方の教育」は、何よりも価値があるものです。

よくある質問|膝痛と舞台復帰について

再生医療と整体は併用できますか

Q: APS注射などの再生医療を受けていますが、整体と併用しても大丈夫ですか?

A: はい、併用可能です。むしろ、併用することで相乗効果が期待できます。

再生医療は、損傷した組織の修復を促進するものです。一方、整体は体のバランスを整え、患部への負担を減らすアプローチです。

S様のケースでも、APS注射で炎症は抑えられていましたが、骨盤の傾きや背骨の硬さといった根本原因は残っていました。整体でこれらを改善することで、再生医療の効果をより高め、再発を防ぐことができます。

ただし、施術を受けるタイミングについては、担当医と相談することをお勧めします。注射直後など、患部に強い刺激を与えない方が良い時期もあります。

週1回通えない場合はどうすればいいですか

Q: 仕事の都合で週1回通うのが難しいのですが、効果はありますか?

A: 2週に1回でも効果はありますが、その分セルフケアの重要性が高まります。

理想は週1回のペースですが、現実的には難しい方もいらっしゃいます。その場合、施術の間隔が空く分、自宅でのセルフケアをしっかり行っていただくことが大切です。

落合院長も「2週に1回でも悪くはないんですけど、ちょっと宿題が多くなるな」と説明しています。習い事と同じで、間隔が空けば理解度は下がりますが、自宅での復習(セルフケア)をしっかり行えば、十分に効果は出ます。

また、最初の3ヶ月は集中的に通い、体の基礎が整ってから間隔を空けるという方法も有効です。

何回くらいで効果を実感できますか

Q: 何回くらい通えば、膝の不安が減りますか?

A: 個人差がありますが、多くの方が3〜5回目で変化を実感されています。

S様のケースでも、初回の施術後に「膝が怖くない」「軽い」という感想がありました。しかし、これはあくまで一時的な変化です。

本当の意味で「不安なくトレーニングできる」「舞台で動ける」という状態になるには、3ヶ月程度の継続が必要です。これは、筋肉や靭帯、姿勢といった外見を変えるのに必要な期間です。

さらに、再発を防ぎ、体の使い方まで変えるには、6ヶ月の継続が理想的です。これにより、内臓や神経、体の癖まで含めた根本的な改善が期待できます。

舞台の稽古と並行できますか

Q: 舞台の稽古が始まっても、施術は続けられますか?

A: はい、続けられます。むしろ、稽古中こそ体のメンテナンスが重要です。

稽古が始まると、体への負担が増えます。同じ動作を繰り返したり、長時間同じ姿勢を保ったりすることで、特定の部位に負担が集中します。

この時期に施術を続けることで、疲労の蓄積を防ぎ、怪我のリスクを減らすことができます。

また、稽古中に「この動作が不安」「この姿勢がきつい」といった具体的な課題が出てくるため、それに対する個別のアドバイスも可能になります。

S様のように、舞台復帰という明確な目標がある場合、稽古期間中のサポートは非常に重要です。

60代からでも体は変わりますか

Q: 60代ですが、今から体を変えることはできますか?

A: はい、何歳からでも体は変わります。

S様も60代で筋トレを始め、100kgのスクワットができるようになりました。ただし、やり方を間違えると、かえって体を痛めてしまいます。

年齢を重ねると、筋肉や関節の柔軟性が低下し、回復にも時間がかかります。だからこそ、「正しい体の使い方」を学ぶことが、若い頃以上に重要になります。

明大前整骨院では、年齢や体の状態に合わせた施術プランを提案します。無理なく、安全に、確実に体を変えていくことができます。

「60代だから」と諦める必要はありません。正しいアプローチで、何歳からでも舞台に立ち続けることができます。

電気針との違いは何ですか

Q: 電気針を受けていますが、整体との違いは何ですか?

A: 電気針は筋肉の緊張を緩めるのに有効ですが、整体は体のバランスを整える点が異なります。

S様も「1週間前に電気針の全身やったんですけど、全然取れなかったんですけど」と話していました。

電気針は、特定の筋肉に電気刺激を与えて緊張を緩める治療法です。即効性があり、硬くなった筋肉を緩めるには有効です。

一方、整体は骨盤や背骨の位置を整え、全身のバランスを調整します。筋肉が硬くなる原因――例えば骨盤の傾きや背骨の硬さ――を改善するため、より根本的なアプローチと言えます。

両者は競合するものではなく、併用することで相乗効果が期待できます。電気針で表面的な緊張を取り、整体で根本原因を改善する、という組み合わせが理想的です。

トレーニングはいつから再開できますか

Q: 膝の不安があるのですが、いつからトレーニングを再開できますか?

A: 体の基礎が整ってから、段階的に再開することをお勧めします。

S様も、半年間トレーニングを休んでいました。膝崩れの恐怖があり、自信を持ってトレーニングできない状態だったからです。

まずは整体で体のバランスを整え、「使えなくなった筋肉を目覚めさせる」ことが優先です。その後、軽い負荷から段階的にトレーニングを再開します。

落合院長は「ちょっと自信がないんで怖いんだよねみたいな感じだったら、混ぜちゃった方がいいかな」と、施術の中にリハビリ的な運動を取り入れることも提案しています。

焦らず、体の状態を見ながら、安全に再開することが大切です。優秀なトレーナーがいる場合は、施術者と連携しながら進めることで、より効果的です。

長期的な改善と予防|再発させない体づくり

3ヶ月で外見を変える

体の改善には、明確な時間軸があります。

まず最初の3ヶ月で、「外見」を変えます。ここでいう外見とは、骨格の位置、筋肉のバランス、姿勢といった、目に見える部分です。

骨盤の傾きを整え、背骨の柔軟性を取り戻し、足のアーチを改善する。これらは、3ヶ月の継続で固定されます。

S様のケースでは、初回の施術で骨盤の位置が変わり、背骨が動くようになりました。しかし、これはまだ一時的な変化です。無意識の生活習慣により、元に戻ろうとする力が働きます。

週1回のペースで施術を受け、自宅でセルフケアを続けることで、新しい体の状態が「当たり前」になっていきます。これが3ヶ月で達成される「外見の変化」です。

6ヶ月で内側を変える

さらに3ヶ月、合計6ヶ月で「内側」を変えます。

内側とは、内臓の働き、神経の伝達、そして体の使い方の癖です。

骨盤が整っても、つま先重心で歩く癖が残っていれば、また元に戻ってしまいます。背骨が動くようになっても、呼吸が浅いままでは、自律神経のバランスは改善しません。

6ヶ月かけて、体の使い方を再教育します。かかと重心で歩く、背中を伸ばして座る、深い呼吸をする。これらが無意識にできるようになったとき、真の意味で「再発しない体」が完成します。

S様の舞台は9月。来院したのが3月ですから、ちょうど6ヶ月あります。この期間をフルに使って、舞台で安心して動ける体を作り上げる計画です。

セルフケアの習慣化

施術だけでは、体は変わりません。日々のセルフケアが、改善の鍵を握ります。

S様に指導された肩回しエクササイズは、非常にシンプルです。手を肩に乗せ、肘で大きく円を描くように後ろに回す。これを10〜20回、気づいたときにやるだけ。

しかし、このシンプルな動作が、背骨の柔軟性を保ち、自律神経のバランスを整え、呼吸を深くします。結果として、全身の緊張が緩み、膝への負担も減るのです。

「そういうのを何個かやっていくと、積み立てられていくので、こっち側に行っていったら、こっちに急に下がるとかはないですから」

落合院長の言葉通り、セルフケアは「積み立て」です。毎日少しずつ、良い状態を積み上げていくことで、確実に体は変わっていきます。

生活習慣の見直し

無意識の生活習慣が、体を悪くしていることがあります。

S様の場合、筋トレ後にサウナで温めるという習慣が、炎症を悪化させていました。また、つま先重心で歩く癖が、膝への負担を増やしていました。

これらの習慣は、本人が「良かれと思って」やっていることです。だからこそ、専門家の視点で「それは逆効果ですよ」と指摘してもらうことが重要です。

施術を受ける中で、自分の体の癖や、間違った習慣に気づくことができます。そして、正しい習慣に置き換えていくことで、体は根本から変わっていきます。

トレーニングとの両立

体の基礎が整ったら、トレーニングを再開します。

ただし、以前と同じやり方ではなく、体のバランスを考慮した方法で行います。

S様の場合、優秀なパーソナルトレーナーがついています。施術者とトレーナーが連携することで、より効果的なトレーニングが可能になります。

「トレーニングから入っているので、体の動かし方をミスしちゃうと、痛めちゃうやり方だったりとか、脆くしちゃう体になっちゃうので、どうせだったら正しいやり方を」

落合院長の言葉通り、正しい体の使い方を学んだ上でトレーニングを行うことで、健康的に体を強化できます。

「どこを意識するといいですよ」というアドバイスをトレーナーに伝えることで、トレーニングの質も向上します。

まとめ|膝痛からの舞台復帰は可能です

S様のケースから学ぶこと

S様は、30年前の舞台での怪我をきっかけに、左膝に弱さを抱えていました。60代になってから健康のために始めた筋トレが、かえって膝を痛めてしまいました。

再生医療で痛みは取れたものの、「また膝が崩れるのでは」という恐怖は消えませんでした。階段を降りるとき、急に人を避けるとき、パッと一歩出すような動作が怖くて仕方がなかったのです。

しかし、明大前整骨院での施術を通じて、S様は希望を見出しました。

膝が痛い原因は、膝自体ではなく、骨盤の傾き、背骨の硬さ、足のアーチの崩れといった全身のバランスにあったのです。これらを整えることで、膝への負担が減り、不安も軽減されました。

医療と整体の役割の違い

医療は「火事の消火」です。痛みや炎症といった急性症状を抑えるのが得意です。

しかし、「なぜ火事が起きたのか」という根本原因までは扱いません。

整体は「火事が起きない体づくり」です。骨盤や背骨の位置を整え、体のバランスを改善することで、痛みが起きにくい体を作ります。

両者は競合するものではなく、併用することで相乗効果が期待できます。医療で痛みを抑えながら、整体で根本原因を改善する。これが、最も効果的なアプローチです。

体の使い方を学ぶ重要性

「車をきれいに修理しても、運転手が下手だったら、またボコボコになっちゃう」

落合院長の比喩は、体づくりの本質を表しています。

施術で体を整えても、日常生活での使い方が悪ければ、また元に戻ってしまいます。だからこそ、セルフケアの指導や、正しい体の使い方の教育が欠かせません。

S様のように、過去に自己流で体を悪化させた経験がある方にとって、この「正しい使い方の教育」は、何よりも価値があるものです。

年齢は関係ない

「60代だから」と諦める必要はありません。

S様も60代で筋トレを始め、100kgのスクワットができるようになりました。そして今、膝の不安を乗り越えて、舞台復帰を目指しています。

何歳からでも、体は変わります。正しいアプローチで、安全に、確実に改善していくことができます。

舞台に立ち続けるために

表現者にとって、体は楽器です。

声優であれば、呼吸や発声に影響する背骨の柔軟性が重要です。舞台俳優であれば、安心して動ける膝の安定性が不可欠です。

「要求がいろいろあっても、できませんとはなかなか言えない」という立場だからこそ、体のメンテナンスは欠かせません。

医療だけでは埋まらない不安を、体の使い方から変えていく。明大前整骨院のアプローチは、表現者の体を根本から支えます。

ご予約・お問い合わせ|あなたの舞台復帰を応援します

明大前整骨院では、膝痛で悩む方、舞台復帰を目指す方を全力でサポートしています。

初回のカウンセリングでは、丁寧な検査を通じて、あなたの体の状態を詳しく分析します。なぜ痛みが起きているのか、どうすれば改善するのか、分かりやすく説明いたします。

施術は、一人ひとりの体の状態に合わせたオーダーメイド。骨盤・背骨・股関節など全身のバランスを整え、再発しない体づくりをサポートします。

S様のように、「医療だけでは不安」「根本から変えたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの舞台復帰への道を、明大前整骨院が全力で応援します。

明大前整骨院
〒156-0043 東京都世田谷区松原1−39−16ヴィア明大前1F
受付時間:平日9:30〜12:30/16:00〜20:30 土曜祝日9:30〜13:00 木曜午前・日曜休診

ご予約承っています。気軽にお問い合わせください。

あなたの一歩が、舞台への一歩になります。

全力でサポートします。

"知っておけば…という後悔をなくす"

そういった想いで、日々悩まれている方へ、毎日施術や情報提供を行っています。

というのも実はこれは私が経験したことなのです。

「原因を知っていればあの症状から早く脱して部活も頑張れたのに…」そう感じたことがありました。

あなたも昔の私のように色々な整形外科や整体、整骨院、マッサージなど行っても痛みに対しての施術だけで「本当の原因」がわかってないのではないですか?

誰しも好きで今の状態になったわけではないはずです。

しかしながら、自分でそれを正す習慣や知識が備わっていなかった為に長い間辛い思いをすることになってしまったのです。

でも、それは今までの話です。

明大前整骨院での症状に対する原因を正す施術を是非体感してみて下さい。

本来の体になり楽になったと感じるはずです。

そして、痛みを取るだけでなく以前よりさらに元気になって趣味やスポーツ、仕事にお子様との時間を十分に楽しんで下さい。

これからはあなたの望む人生を生きて欲しいのです。

その為に症状の原因を正す必要があります。

必ずあなたの力になります。あなたのお電話を心よりお待ちしています。

私たちが全力でサポート致します。

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明大前整骨院

所在地

〒156-0043 東京都世田谷区松原1−39−16ヴィア明大前1F

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