❶ ずっと気になっていた「胃の痛み」
今回ご来店されたA様(40代)は、1週間ほど前から感じるようになった「みぞおち付近の痛み」に悩まれていました。
実はA様、これまでも「腰痛」や「首のこり」に悩まされていて、年に数回のぎっくり腰も経験済み。
それがようやく改善したと思った矢先、今度は「逆流性食道炎」のような症状が現れたとのことでした。
❷ ストレスと日常生活の積み重ねが原因?
A様の生活をお伺いしていくと、日々のストレスや不規則な生活習慣が背景にあることがわかってきました。
「夜遅くまでの食事」「お酒を飲んですぐに寝る」「仕事のストレスが続く」
これらの要素が、少しずつ胃腸に負担をかけていたのかもしれません。
さらに驚いたのは、「急に脂質の多い食事」に切り替えたタイミングで、症状が悪化したこと。
体がびっくりしたのかもしれない、というA様の言葉が印象的でした。
❸ 姿勢の乱れが内臓の不調に?
今回私たちが注目したのは、「姿勢」の崩れでした。
猫背や反り腰、骨盤の前傾など、A様の身体には日常生活のクセがしっかりと現れていました。
これらの姿勢の乱れは、「胃」や「腸」を圧迫し、正常な消化活動を妨げる原因にもなります。
整体の視点から見ると、「逆流性食道炎」と「姿勢不良」は深く関係しているのです。
❹ 自律神経とのつながり
さらに、姿勢の歪みは「自律神経の乱れ」にも影響します。
背骨のゆがみや胸椎の硬さが、自律神経を通じて内臓機能にも影響を与えることが知られています。
A様も「息が吸いやすくなった」と感じており、施術後にはかなり楽になった様子でした。
自律神経と消化機能のつながり、これも見逃せないポイントです。
❺ シンプルな生活への見直し
私たちがご提案したのは、「シンプルな食事」と「日常の姿勢意識」でした。
小麦や脂質を控え、なるべく和食を中心とした食事へ。
また、デスクワーク時の座り方や、立っているときの重心のかけ方もアドバイスさせていただきました。
「朝、寝る前のストレッチ」「呼吸を意識すること」「軽い有酸素運動」なども、無理のない範囲で取り入れていただいています。
❻ 継続こそが変化を生む
A様のように、さまざまな不調が重なって「何が原因か分からない」状態になる方は少なくありません。
だからこそ、一つ一つを丁寧に整理して、根本から見直していくことが大切です。
整体では「姿勢の改善」「筋肉バランスの調整」「内臓ストレスの緩和」など、体全体を見ながらアプローチします。
A様も「不安なく仕事に集中したい」という強い気持ちを持たれており、その想いに寄り添いながらサポートを続けていきます。
胃の違和感、もしかしたら「姿勢」や「日常生活」が関係しているかもしれません。
当院では整体を通じて、からだ全体のバランスを整え、不調の根本改善を目指します。
お近くの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。












