肋間神経痛について

肋間神経痛は、肋骨と肋骨の間を通る神経（肋間神経）が、何らかの影響で圧迫されたり刺激されたりすることで生じる神経痛です。

主な症状は、片側の胸やわき腹に沿って走るような「ズキッ」とした鋭い痛みです。この痛みは一時的なこともありますが、慢性化すると日常生活に支障をきたすようになり、胸部から脇腹、背中にかけて痛みや違和感が継続するケースもあります。

肋間神経痛の原因としてストレスが挙げられることもありますが、実際には姿勢の崩れや筋肉・骨格のバランスの乱れが深く関係している場合が多くあります。

病院などで検査をしても異常が見られない場合、痛み止めや注射などの対症療法がとられることが一般的です。また、ストレスが原因とされ、マッサージなどで筋肉を緩めるだけで終わることもあります。

しかし、これらは一時的に症状を和らげるものであり、根本的な原因の解消にはつながらないことも少なくありません。

「なぜその神経に負担がかかってしまうのか？」という視点が、改善への第一歩です。たとえば、姿勢の悪さによって背骨が歪むと、肋間神経を圧迫しやすくなります。

「姿勢には気をつけているつもりだけど…」という方も、実は自分では気づかないクセや身体の使い方が、症状を引き起こしていることがあります。

当院では、肋間神経痛でお悩みの方に対し、大きく分けて以下の2つの施術方針で対応しています。

筋肉・骨格の調整
体の土台である骨盤や背骨を中心に、バランスの崩れた部分を整えていきます。神経への圧迫を減らすことで、痛みの原因にアプローチします。
姿勢と動き方のサポート
施術の効果を長く保つためには、日常生活での姿勢や身体の使い方が非常に重要です。当院では、わかりやすく丁寧にアドバイスを行い、再発を防ぐお手伝いをします。