そもそも膀胱炎とは?
膀胱炎は、膀胱内で細菌が繁殖し、粘膜に炎症を起こすことで生じる病気です。特に女性に多く見られ、その主な理由は「尿道の構造の違い」です。女性の尿道は男性に比べて短く、細菌が膀胱まで到達しやすい構造となっています。
通常は、排尿によって細菌が体外へ排出されますが、以下のような条件が重なると炎症が発生しやすくなります。
- 排尿の我慢
- 体調不良
- 免疫力の低下
- 性行為
- 水分不足
これらは医療機関でも指導される基本的な注意点であり、多くの方は薬物療法と併せてこれらの生活指導を受け、症状の改善を図っています。
それでも改善しない…なぜ?
「病院で薬をもらったけど、何度も再発してしまう」「体調が悪くなるたびに膀胱炎になる」という方も少なくありません。こうした場合、薬や生活改善だけでは十分ではない、別の“本質的な原因”が関わっている可能性があります。
当院では、以下の3つの観点から体の状態を見直しています。
明大前整骨院が考える根本原因とは?
私たちが注目するのは、「骨格の歪み」「自律神経の乱れ」「免疫機能の低下」の3つです。
1. 骨格のゆがみが内臓機能に影響
猫背や反り腰などの不良姿勢が続くと、膀胱や腸などの下腹部に圧迫が加わり、内臓の働きに悪影響を与えます。さらに骨盤の歪みが尿道や膀胱の位置にも関係し、排尿がスムーズにいかなくなることもあるのです。
2. 自律神経のバランスが崩れると…
交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、体の調子は整っています。ですが、ストレスや過労によりこのバランスが崩れると、膀胱や腸の動きが鈍り、免疫力も低下して細菌への抵抗力が下がります。
3. 腸と免疫の密接な関係
実は、免疫細胞の約60%は腸に集中しています。便秘や下痢、ガスが溜まりやすいといった腸の不調があると、免疫力が下がり、感染症にかかりやすくなるのです。これは膀胱炎の再発とも深く関係しています。
他院との違い ~当院のアプローチ~
私たち明大前整骨院では、薬では対応できない“身体の内側からの改善”を目的に施術と習慣づくりをサポートしています。
●骨格を整えることで内臓への圧迫を軽減
姿勢を見直し、骨盤・背骨のバランスを整えることで、膀胱や腸への圧迫を軽減。これにより、本来の働きを取り戻しやすくなります。
●自律神経を整えるための習慣指導
施術によって筋肉の緊張を取り除き、自律神経のバランスを整えることを目指します。さらに、生活習慣の中での姿勢や運動、呼吸法などもアドバイスします。
●免疫力を高める“腸活”へのアプローチ
姿勢改善やお腹周りの筋肉・腸への負担を軽減することで、便通が整い、免疫力アップが期待できます。
最後に…
私たちは薬の代わりではありませんし、手術や医療行為もできません。けれど、あなたがすでに取り組んできた医療のアプローチとは違う角度から、あなたの身体と向き合うことができます。
「どうしても再発してしまう…」「原因がわからない…」とお悩みの方へ。あなたが知らなかった“身体の使い方”が原因になっているかもしれません。
今の状況を変えるためには、まずは「自分の身体を知ること」が第一歩です。