「肩を上げると痛い」「夜中にズキズキして眠れない」
こういった症状で悩まれていませんか?
インピンジメント症候群という名称をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
これは、肩を上げるときに肩の中で組織が挟まって痛みが出る状態を指します。
悪化すると、筋力の低下や夜間の痛みを引き起こすこともあり、日常生活にも影響を及ぼします。
一般的な対処方法とその限界
医療機関などでは、以下のような対応がよく行われています:
- 温熱療法
- 電気療法
- マッサージ
- 局所注射
- 手術 など
これらの方法で改善する方ももちろん多くいらっしゃいます。
しかし一方で、「一時的には楽になるけど、すぐに戻ってしまう」「何年も通っているけれど変化がない」といったお声も少なくありません。
実は、肩に痛みが出るのは「結果」であり、本当の原因は別の場所にあることも多いのです。
肩の痛みの“原因”は肩だけじゃない?
肩の動きには、実に多くの関節や筋肉が関わっています。
例えば、
- 背骨や骨盤の歪み
- 肩甲骨や鎖骨の可動性
- 股関節や足の柔軟性
- お腹や腕の筋緊張
- 普段の姿勢や動きのクセ
などが肩の動きに影響しています。
そのため、本当の原因を探るには、肩以外の部位にも着目することが大切です。
肩だけをマッサージしても、その原因が別の場所にあれば、根本的な解決には至らない可能性があります。
当院での取り組み
当院では、まずはしっかりとお話を伺い、姿勢や動き、筋肉や関節の状態などを確認します。
その上で、必要なアプローチを一緒に考えていきます。
ポイントは、「自分自身で原因を知ること」。
原因を理解できると、施術だけでなく日常生活でも再発を防ぐための意識が生まれます。
また、当院では施術後のセルフケアにも力を入れています。
自宅でできる簡単な体操やストレッチなどをお伝えし、できるだけ早く回復できるようサポートいたします。
最後に
「長く悩んでいる肩の痛み」「色んなところで診てもらったけど変わらない」
そういった方こそ、一度“本当の原因”に目を向けてみてはいかがでしょうか?
痛みが出た背景には、日常の動作やクセなど、思いがけない要因が隠れていることがあります。
ご自身の身体と向き合う第一歩として、私たちがお手伝いできれば幸いです。