こんにちは、明大前整骨院の阿部です。ダイエットのお話の続きで脂質のお話をしようと思います。
是非参考にして頂けたらと思います。今回は脂質についてお話します。
脂質は
単純脂質 中性脂肪など
複合脂質 リン脂質 リボたんぱく質など
誘導脂質 コレステロール、脂肪酸、ステロイドなど
色々と目や耳にしたことがあると思いますが、まずは誘導脂質のコレステロールをお話します。
コレステロールは:細胞膜などの材料となる脂質
副腎皮質ホルモンをはじめとしたホルモンや細胞膜を作るという重要な働きをしている。コレステロールの7.8割が糖や脂肪から合成され、体外から2.3割を摂取しなければならない。
コレステロールには悪玉コレステロールと善玉コレステロールがあり、それぞれ役割が違うため、両方ある程度の量は必要になります。それぞれの役割はいかにかきます。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の役割は、肝臓で作られたコレステロールを体内の各部に運ぶことです。増えすぎた場合、血管壁にへばりついて脳や心臓に悪影響を及ぼす。正常値は140㎎/dl未満になります。
HDLコレステロール(善玉コレステロール)は血管、細胞に溜まった不要なコレステロールを取り込み肝臓に戻す働きである。
ですのでコレステロールが悪ではなく、血液中にいいバランスでお互い保ことが大切になります。次に脂肪酸のお話をします。
脂肪酸:他の物質と結合して脂質を作る
脂肪酸は脂質の主要な構成要素の1つで、他の物不飽和脂肪酸質と結合して脂質を作ります。脂肪酸にも種類がいくつかあります。代表的なのは「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の二つになります。不飽和脂肪酸は魚や植物の油に多く含まれます。「一価不飽和脂肪酸」と「多価脂肪酸」に分かれます。
「多価脂肪酸」には体内では合成できないω3脂肪酸、ω6脂肪酸があります。この2つが必須脂肪酸と呼ばれ食事からの摂取が不可欠な栄養素です。
また一価不飽和脂肪酸には動物性脂肪、オリーブオイル油などの植物油に多く含まれ、その大部分はオレイン酸です。わずかに体内で合成されますがこれもまた食事などから摂取すべきものです。
以上の事から脂質は体にとって大切な物であることがわかります。大事なのは必要な脂質をとり、余分な脂質を摂取しないように注意することが必要です。
次回は必須脂肪酸についてと、何に多く含まれるかなどをお話していきます。