こんにちは、明大前整骨院の阿部です。今回はダイエットのお話の続きで脂質のお話をしようと思います。
是非参考にして頂けたらと思います。
脂質の必要性
三大栄養素の一つで私たちの活動するために必要な栄養素ですが、実はPFCバランスで見てもたんぱく質よりも摂取割合が多い事はご存じでしょうか?一体なぜ?必要なのかお話します。
脂質の役割は主に
・エネルギー源として働く
・細胞膜やホルモンの構成成分
・脂溶性ビタミンの吸収を助ける
・体温の保持
・内臓の保護
・内臓や内分泌系などのレセプターになる
など沢山の役割があります。
まずはエネルギー源となるというのは三大栄養素であることからわかると思うのですが、炭水化物やたんぱく質と違うのは脂質は1g当たり約9kcalと炭水化物やたんぱく質の約2倍のエネルギーを作り出す、効率の良いエネルギー源です。そのため人は生きるために脂肪として体内にたくわえます。
次の細胞膜やホルモンの構成物質であるですが、私たちの体を構成している、そもそもの細胞を包む膜の主成分であり、私たちの身体の環境を調整する、ホルモンの原料でもあることからとても大切であることがわかります。
脂溶性ビタミンの吸収を助けるですが、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)を小腸で吸収するのですが、その働きを助けます。ビタミンは三大栄養素を円滑に吸収やエネルギー源として扱いやすくするため大切な潤滑油の働きをするために必要となります。
体温の保持は脂肪細胞(褐色脂肪細胞)が脂肪を分解して熱を賛成することで体温の調整に関与します。また寒い環境可では交感神経の活動が活性化することで熱を産出し、体温を下げないようにします。
また視床下部に体温調節中枢があり、血液の温度変化や皮膚の温度受容器に反応し、体温を調整する役割もある。(ホルモンによって)
内臓の保護は皮下脂肪は外から衝撃から身を守るために、内臓脂肪は臓器の正しい位置を保つためにショック吸収と良い内臓の働きができるように大切な役割でもあるが、過度にあると病気や身体の不調を招く。
最後の内臓や内分泌のレセプターというのは、ホルモンの構成物質だけでなく、ホルモンが作用する部位の細胞に位置するもので、ホルモンをキャッチするアンテナの役割を果すものでもあるため、内臓の働きや調整にとても大事な物である。
最後に
以上の事から脂質は体になくてはならないものであり、正しい量を質がいいもので摂取する事が大事になります。なぜならダイエットですから。。。次回は脂質とは?どんなものかどんなものがよいかをお話します。